鍵穴にガムを詰められた!再発させない手順はこうだ!

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アレ、鍵が入らないな?と思ったら、
なんと鍵穴にガムを詰められていた!と分かった瞬間、

怒り込み上げてくると同時に、ちょっと怖くなりますよね。

こういうケースでは厄介なことに犯人が捕まることは稀で、同じ犯行が繰り返されることも珍しくありません。

真っ先にすべきは、再発させないための対処をすることと、鍵を開けて普通の暮らしを取り戻すことです。

その為に、どんな順番で対処すべきか説明していきます。


まず警察に通報

ガムが詰められたのが玄関ドアの鍵穴であろうと車の鍵穴であろうと、
れっきとした器物損壊罪ですから、

まず警察に通報しましょう。
賃貸であろうと、持家あろうと、車の場合でも、まず真っ先に警察を呼んでください。

その際に、必ず警官に現地まで来てもらうことが重要です。
やや大ごとになりますが、近隣に警察沙汰になっていると知ってもらうことが抑止力になるためです。

悲しいことに、鍵穴にガムを詰めるような犯行は、近隣の顔見知りによる可能性が高いです。
もしかすると近所の悪ガキがちょっとしたイタズラ心でやったのかもしれません。

軽い気持ちでやったとしても、
やられた方は、金銭的にも精神的にも甚大なダメージを被りますので、
再発防止策の一環としても、ここは躊躇なく警察を呼んでください。

状況によっては、現場近くの見回りを強化してくれることもあるので、再発防止にとってプラスになります。
もっとも24時間監視してくれるわけではないので、これだけで完全に再発防止できるということではありません。

ちなみに警察は、詰められたガムの除去などはしてくれないので、
鍵開けについては、別途対応する必要があります。


賃貸なら、大家か管理会社に連絡

賃貸マンションやアパートの玄関ドアの鍵穴にガムを詰められたのであれば、
管理会社や大家に連絡して、その後の対応を相談してください。

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細かい話をすると、
玄関ドアの外に面している側は、大家や管理会社の管理すべき共有部分になります。
玄関ホールや廊下と同じで、その修繕は大家や管理会社側に義務があります。

ですので、大家や管理会社によっては、すぐに鍵開け業者を手配してくることもあるでしょう。

業者手配等の対応がすぐにやってもらえない場合や、そもそも大家や管理会社と連絡が取れない場合は、
自分で鍵開け業者を呼んで
、鍵交換を頼み、後日、交換費用などを大家や管理会社に持ってもらうように相談するのがいいでしょう。

通常、大家が入っている火災保険で、このようなトラブルにも対応できるため、
大家側が鍵交換費用を負担してくれることが一般的です。


カギを開けるために

鍵穴に詰まったガムを除去するには、


・ピンセットで取り出す
・ガムを溶かす油を流し込む
・バナーでガムを溶かす
・冷却スプレーで固めて取り出す

など、やや民間療法のような方法が流布されていますが、
どの方法も素人が行えば、鍵穴に損傷を与え、事態を悪化させかねません。

そもそも玄関の鍵にイタズラされていた場合、手元に道具もなく、
新たに工具を買ってまで、自分で対応するメリットはないでしょう。

無理に自分一人で対応しようとせず、鍵開けのプロに連絡してください。
再犯防止の施策をするにも、評判のいい鍵開け業者に相談することが大事です。


鍵開け業者の選び方

思わぬ被害に合い、まだ冷静さも取り戻せていないかもしれませんが、
警察へ連絡が済み、賃貸であれば大家か管理会社への連絡も済んでいれば、
あとは評判のいい鍵開け業者にまかせれば、再発防止も含めて対応してくれます。

あともう少しで、普段の生活を取り戻せますので、もうひと頑張りです。

さて、いざ鍵開け業者を呼ぼうとすると、似たような名前の鍵開け業者が沢山あることに戸惑うことでしょう。
しかも中には、「鍵開け高い」とか「鍵開け詐欺」みたいな口コミもチラホラ見かけて、業者に連絡するのも躊躇してしまうかもしれません。

そこで、ここでは、
どんな鍵開け業者を選べば安心できるかポイントをまとめました。


・迅速に来てくれる
・鍵交換の経験が豊富
・作業前に見積り確定
・領収書を出してくれる


この条件を満たす業者から選んでください。

実際に、この条件を業者ごとに調べるのは大変かもしれませんので、もう少し簡単な方法としては、加盟店が多い鍵開け業者を選ぶことです。

加盟店が多いほど、あなたがいる現場と鍵業者の拠点が近い可能性が高まるので、早く来てくれやすいです。
また、電話で状況を伝えれば、鍵交換に長けた加盟店を優先的に手配してくれるのも大きな鍵開け業者のメリットです。

作業前の見積もりは、ホームページにも記載がありますし、作業前の見積もりを出すような業者は、まずほとんど領収書も発行するので、
作業前の見積りだけ確認すればいいでしょう。

もし、ご自身で探している時間がなく、すぐにでも業者と連絡をとりたいのであれば、
当サイトが調べた限りでは、シェアリングテクノロジーが運営するカギ110番が、全国274店を展開し一番加盟店が多いです。

カギ110番以外にも当サイトのTOPページにあるランキングも参考になりますので、こちらも参考にしてください。

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⇒ カギ開け業者 厳選ランキング


再発防止策の徹底

警察を現場に呼ぶことで、犯人が近所にいるのであれば、精神的な抑止効果はありますが、
そもそも警察が来たことを犯人が知らなければその効果は期待できません。

再発をより完全に防ぐためには、さらに具体的な防止策を施しておいた方が安心でしょう。

簡単にできる防止策からご紹介します。

鍵穴を隠すグッツを利用

鍵穴を隠すグッツを取り付けるのが、一番お手軽に対策できます。

家の玄関用なら、
iNAHO キーアウトとか美和ロック 鍵穴ロック ホームミニなど、
Amazonで1万円以下で買えます。

カギを開けるのに、毎日一手間かかってしまいますが、
鍵穴のイタズラだけでなく、ピッキング防止にもなるので、セキュリティが気になる方にはよい商品だと思います。

車の鍵穴のイタズラ対策であれば、
車の鍵がリモコンキーの場合、鍵穴は緊急用であり、普段はほとんど使わないので、
ペインターシートとかキーシリンダーガードなどの名称の鍵穴に貼るシールが有効です。
メーカーでいうとHASEPRO (ハセ・プロ) が有名ですね。
Amazonで1,000円くらいで購入できます。

防犯性の高いカギに交換

鍵自体に鍵穴のないものや鍵穴をシャッターで隠す鍵など、イタズラやピッキング防止になる防犯性の高いカギがありますので、
鍵開け依頼の際に、鍵の専門業者に相談してみてください。

ダミーカメラの設置

本来であれば、再発防止には防犯カメラが効果的ですが、電源や配線の確保などを考えると意外と大変です。
防犯カメラはの大きな役割は抑止効果が期待されるものですので、割り切ってダミーカメラを設置するというのもありです。

賃貸でしたら、大家や管理会社に相談して進めてください。

防犯カメラの設置

最近のダミーカメラもよくできていますが、やはり配線の状況や電池切れによる作動ランプの消灯などで、詳しい人がみれば、
パッと見でニセモノと見抜かれてしまいます。

抑止力をしっかり持つには、本物の防犯カメラの設置を検討したほうがいいでしょう。
こちらは、それなりに設置費用や維持費用もかかりますので、いくつかの業者にあたって、相見積もりを取りながら進めてください。

犯人を特定したいなら隠しカメラ

防犯カメラやダミーカメラは、付けていることで再犯を防ぐ抑止力となりますが、
犯人を特定することはできません。

犯人を特定し、逮捕に繋げたいのであれば、専門業者にお願いして、隠しカメラの設置が必要になります。

ただ、犯人が分かったとして、終身刑にできるはずもなく、余計な逆恨みをかってしまっても面倒なので、
防犯カメラやダミーカメラで再犯を抑止する方がおすすめです。